shibatch's journey

日々考えていることをつらつら書くだけです

物理サーバをOpenStackに移す(リストア編その2)

前回の記事から完結させるのをすっかり忘れていたので完結させます! おさらいですが、P2Vは2段階のことをやらなきゃいけないのです。

  1. isoイメージからインスタンスを作成し、新規作成したボリュームを/dev/vda として接続して、ボリュームへリストアする
  2. ボリュームをイメージに変換し、そのイメージからインスタンスを作成する

今日はボリュームをイメージに変換し、そのイメージからインスタンスを作成する を書いていきます。


やることは以下の4つ。

  1. 停止させ、作成したインスタンスGUI上から削除する インスタンスを削除しても、マウントしていたボリュームは残ります。残ったボリュームのみ使います。

  2. ボリュームをイメージに変換する GUIボリューム タブから、マウントしていたボリュームの ボリュームの編集 の右の▼からイメージにアップロード を選ぶ

    f:id:shibatch:20181211224021p:plain
    イメージにアップロード
    以下の項目を入力して アップロード を選択する

項目 設定値
イメージ名 (どうせ消すと思うけどわかりやすい名前)
ディスク形式 RawかQCOW2 - QCOW2だと13%くらい容量削減になる
  1. イメージからインスタンスを起動させる

OpenStackのGUI上から インスタンスインスタンスの起動 で新規インスタンスを作成する。これが運用するインスタンスになる。

タブ 設定値 設定値
詳細 Instance Name (わかりやすい名前)
- アベイラビリティゾーン 商用起動するゾーン
- count 1
ソース ブートソース イメージ
- Allocated 上記で作成したimageの名前
フレーバー Allocated 目的のフレーバー
そのほか 設定値 たぶんデフォルトでよい

設定後、 インスタンスの起動 を実行したら、インスタンスが立ち上がる。コンソール画面を開いて、expertを入力し、実行する。30分くらいかかった

  1. 起動したインスタンスのコンソールから、ネットワーク周りの設定を修正する(CentOS6) 今回の場合変更したのは以下。例示です。
ファイル 設定値
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules 前の設定値を削除し、追記されているインタフェースのeth番号をを繰り上げる
/etc/sysconfig/netowork GATEWAYを削除 / NOZEROCONF=yes を追記
/etc/sysconfig/netowork-scripts/ifcfg-eth* HWADDR 削除/ BOOTPROTOdhcpに変更/IPADDRNETMASKDNS1 削除

そのほか * iptables のoff (SGでアクセス管理する)

これだけやれば起動するはず!ばんざい!

わかりにくい記事で正直アレですが、とりあえずこれでOpenStackに移設できました〜 ぱちぱち。