shibatch's journey

日々考えていることをつらつら書くだけです

ロジカル不老長寿 という本を読んで将来の働き方に思いを馳せる

出版されたばかりの「健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿」って本を読みました。

勝間和代さんの本は好きで発売されたらすぐ読むようにしているんですよね。この人自体がよく本を読む人なので、良質な本の内容をキュレーションして一冊の本にまとめてくれているので短時間で最新の医学や科学の情報が手に入ります。エビデンスに基づいた分析がなされていてそれでいて読みやすい。この本も2時間くらいでさっくり読めました。

最近は「ロジカル」と名をつけた書籍を複数上梓されてます。「ロジカル家事」「ロジカル料理」など。これらの本の特徴はとにかく・エビデンスに基づき・最大限単純作業は機械に頼り・自分の時間を作り出しましょう といったところ。

さて前置きはこのくらいにして、この本は「人生100年、現実に生きてしまうリスクにどう立ち向かうか」を書いた本でした。いちばん印象に残ったのは「歳をとってからでも専門知識と経験をもった専門家は意外と重宝される」といったことがかかれたところ。

はて。自分はエンジニアですがこの職業は「専門知識と経験」がどのくらい活きる業種なんでしょうか…?常に新しい技術はキャッチアップが求められる…というか、それが楽しく感じる人でないと難しい業界だとは思ってるんですがあまり60歳とか70歳でバリバリ一線で働くイメージがつかない。あと、エンジニアが「目を酷使する」というところにもあるかもしれないなと思いました…年上の人をみるに、歳をとると目はどうしても弱ってくると思うので。

ただDXが社会全体で進みすべての企業がネット企業になっていく、と考えるとエンジニアの需要が枯れるとも思わない。圧倒的に供給不足であるようなデータはそこかしこに流れています。この職業の人が今後どのような進路を進むのか。とにかく自分はまだまだ知識も経験も不足していると感じているのでより研鑽していくことをやめないことは重要なんだろう、ということが現時点での結論となりました。

もうひとつ印象に残ったことは「下半身の筋力が寿命に大きく影響を与える」ということ。コロナ禍で体力低下はものすごく感じていて(この間は一日外にいたら体温調節に失敗して1週間体調が悪くなった)、もちろん下半身の筋力も下がっているはずなのでこれはなんとかしたい。一日一万歩歩きたいなぁ。そのためには朝方の時間をもっと有効活用せねば〜

基本的には40代以上向けに書かれた本ではあるのだけれども、30代の自分が読んでも示唆に富む内容の本でありました。