shibatch's journey

日々考えていることをつらつら書くだけです

CKAD合格した

CKA取得に引き続き、CKADも取得しました。

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お馴染みのバッジ
CKA合格直後から勉強は始めたんですが、平日はほぼやらず、休日に勉強していた感じになります。

受験しての感想

「CKA合格しているならばそんなにがんばらなくても合格できるな」ってこと。範囲がだいぶ似ていて、CKADのほうがちょっと狭めです。あと、直前に見直ししていない分野(具体的にはHelmの使い方)があった(直前に気付いた)けれども出題されなかったのは幸運だったかも。

勉強時間と勉強法

勉強法はUdemyの講義に付いている演習(KodeKloud)を一通りやる方法を採りました(講義自体は聞いてないです) 。これ以外は何もやってません。CKA受験の際にKubernetes完全ガイド第2版を一通り読んでいるならば、追加で何か知識を入れる必要はないと思います。

www.udemy.com

基礎的な問題はCKAと重複しているので「これはやらなくてもいいかなー」と思ったものもあったんですが、まぁ範囲漏らすと嫌なので一応すべてやりました。ざっくり勉強記録を見返すと、10/30, 11/6, 11/7, 11/13, 11/20, 11/23 に4〜5時間ずつくらい勉強していました。このUdemyのKodeKloudの内容、Mock Exams(模擬試験)がちょっと簡単な内容で「これが解けるだけでは合格できないのではー?」と思いましたが、その直前にあるLightning Labsというものがまぁまぁ骨がある問題で、これとUpdates for Sep 2021 Changesの章が特に役にたったなーと思います。

試験内容

17問を2時間で解き切る内容。一問が4点or8点の問題で、CKAのように最終問題が13点!といったムラのある傾斜配点じゃなくてよかったです(CKAはこれに苦しめられた)。CKAのようにホストをsshでいったりきたりする必要がなく、私にはCKAより難易度は優しめに感じました。100点満点中93点だったのでまぁまぁ余裕をもてました…

間違えた問題は点数的には1問+部分点って感じぽいですね。意味が分かりにくい問題があったのですが、きちんと確認する方法がコマンドで示されていたりしたので、そのコマンドで出力される内容から逆算してこう言うものを作ればいいんだな、と推理する感じのものもありました(わかりにくい説明ですみません…)

ハプニング(と、英語受験の知見)

このLinux Foundationの資格、CKA受験1回目は試験監督が30分遅刻、CKA受験2回目は画面が固まってしまって試験中断した、と色々ツイている試験なんですが、今回は「試験監督が英語しか話せない」というハプニングに遭遇しました…

もともとCKADは申し込む際に「CKAD」と「CKAD-JP」の2種類があって、試験監督と日本語でチャットしたい場合は「CKAD-JP」を選ぶわけです。ちなみに問題内容はどちらも英語日本語切り替えられるので、本当にチャットを日本語にしたいかどうかだけの違いです。私はCKAを日本語試験監督にしたので今回もCKAD-JPにしました(こっちのほうがちょっと高いです!)。ただ現れた試験監督はしれっと英語しか話せない人でした…あれ?と思ったのですが、試験監督替えてくれと言うのもめんどくさいのでそのまま開始しました(Noと言えない日本人ですね🙃)

ただそのおかげでわかったことがあります。翻訳用にはGoogle翻訳のChromeの拡張機能が使えます。試験開始直前に急いで入れました。「DeepLの翻訳使わせてくれ」と言ったら「別のタブを開くものはあかん」と遠回しに却下されました笑

英語の試験監督でも困らなさそうなことがわかったので、次受けるならば日本語の試験監督のものにはしないかもしれません。

あと、マイクはOFFにするのがいいです。ハウリングするからがいちばんの理由なんですが、試験中に思わず独り言をつぶやいたり、外がちょっと騒がしくても試験監督に咎められたりしないので…

ちょっと思ってること

CKADってちょっと不思議な資格なんですよね…Kubernetesのアプリケーションレイヤをばりばり使うための試験というイメージがあったんですが実際imageではnginxとredisとbusyboxしか使ってない…中立性の問題かな。どうもLinux Foundationが考える実践的な内容というのはblue green deployとか、probeの設定とか(もちろんそれも重要だとは思いますが)、作りたいものがあった上でKubernetes上でどう実現するかって感じなのかなぁ。これを取得したからと言ってKubernetesわかったぜ!って感じにあまりならない…スタートラインって感じですかね。

これから

とりあえず年内はこれ以上がんばりません。次はCKSだ!とも思ってません。AWSの資格に興味があるんで来年はそっちかな〜って思ってます。具体的には「AWS Certified Database Specialty (DBS-C01)」ってやつ。データベース知識が紙レベルしかないので…あと、「AWS Certified Solutions Architect – Associate」が来年で切れちゃうので、上位資格のProfessional挑戦するかもしないかも