shibatch's journey

日々考えていることをつらつら書くだけです

「ファクトフルネス」を読了した

だらだらと数ヶ月かけて読んでいた「ファクトフルネス」を読了した。

ちょっとグラフの見方が恣意的かな、と思ったりした箇所もあったけれども、世界を正しく見るノウハウが集約されていて非常に良書であった。

事実に基づいて切開を見ると、心が穏やかになる

まさに今の新型コロナウイルスの騒動にこそ大事にしたいなぁと思ったし、沢山の人に読んでほしいなぁと思ったのであった。

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  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: エレクトロニクス

ちなみにKindle Paperwhiteで読んだ初めての本だけれども非常に使い勝手が良かった…今後も興味あった本は読み進めていきたいなぁ

fail2banのバージョンアップでの設定の更新

Fail2banというアクセスログ(など)から悪いアクセスをしてくるアクセス元IPをBANするツールがある。CentOSpostfixを使うインスタンスで使っているのだが、新規にインスタンスを作った際にコイツが起動しない事象があった。

ログを見ると 「/etc/fail2ban/filter.dにpostfix-saslというフィルタはないよ」と言われている。

ERROR   Found no accessible config files for 'filter.d/postfix-sasl' under /etc/fail2ban

いろいろ調べてみると去年の11月にバージョン0.9 -> 0.10にバージョンが上がっていて、

$  rpm -q --changelog fail2ban-server
* 火  1月 21 2020 Orion Poplawski <orion@nwra.com> - 0.10.5-2
- Move action.d/mail-whois-common.conf into fail2ban-server

* 火  1月 14 2020 Orion Poplawski <orion@nwra.com> - 0.10.5-1
- Update to 0.10.5

* 土 11月 23 2019 Orion Poplawski <orion@nwra.com> - 0.10.4-1
- Update to 0.10.4
- Define banaction_allports for firewalld, update banaction (bz#1775175)
- Update sendmail-reject with TLSMTA & MSA port IDs (bz#1722625)
- Remove config files for other distros (bz#1533113)
* 水  7月 12 2017 Orion Poplawski <orion@cora.nwra.com> - 0.9.7-1
- Update to 0.9.7

それに伴ってオプションの指定が変わってしまったようだった。 https://github.com/fail2ban/fail2ban/blob/ef1eaf9b37d56d7840a49ed0b74848e84e4e2af8/ChangeLog#L414

* `filter.d/postfix-sasl.conf`: removed (replaced with `postfix[mode=auth]`)

今までは

[mail-sasl]
 filter   = postfix-sasl

のようなフィルタの指定方法をしていたけれども、changelogに書いてあるように以下のようにしたら動作するようになった。

[mail-sasl]
 filter   = postfix[mode=auth]

ちょいちょい細かい挙動も変わっていたので事前の検証はなるべくやったほうが良さそう。

どーーしても標準出力と標準エラー出力を teeコマンドで別々のログファイルに書き込みたいとき

sshで接続した先のスクリプトをsudoを使って実行したいことってまぁあると思うのだけれども、そのスクリプトを叩いたときの標準出力、標準エラー出力を別々のログファイルに書き込みたいとき。

この場合、普通は以下のようなリダイレクトを使いたいところだが

ssh ${remote_server_ip} bash command 1>> bash file1.log 2>>file2.log

このfile1.log / file2.logに書き込める権限がなくて書き込めない!という場合があった。この場合はteeコマンドをsudoを使ったら実現できた。

ssh ${remote_server_ip} sudo bash -c "(sudo command | sudo tee -a file1.log) 2>&1 > /dev/null | sudo tee -a file2.log"

なんだか呪文みたいなコマンドになってしまったな… 結局この方法は使わないことにした(ログファイルに書き込み権限をつけた)のだけれども、今後のために覚書として残しておく。

渋温泉 金具屋へ泊まった

父と二人で家族旅行で、長野、渋温泉の金具屋へ泊まった。2年前に下呂温泉へ行って以来の温泉旅館。陶芸家である父はリゾートよりも趣のある旅館を好むので、いろいろ調べて昭和初期に作られたこの金具屋にしたのだった。

宮大工が全国の旅館を巡り、日本一の旅館を目指して創られた木造4階建ての建物。中は客を愉しませるためのエンタテインメントに満ちた作りだった。

旅館の中に擬似的に街を再現し、すべての部屋を民家に見立てて違う造りにしている。細部まで遊び心とこだわりが感じられて、今の日本ではどうやっても作れないであろう旅館は素晴らしかった。

父も楽しんでくれた様子。また、しばらく2人で話す機会がなかったのでいろいろ話もできて非常に良い時間を過ごすことができた。別の世界へ行ったような面白い体験だった。行ってよかった。

児童相談所虐待対応ダイヤルへ通報した体験を書く

詳細は書かないけれどもご近所で、特に朝に母親が子どもを責める声がほぼ毎日響いているような状況で、ちょっとこれはどうしたもんかなぁと思い児童相談所虐待対応ダイヤルへ通報した。

実は 半年ほど前に児童相談員のような人がこの家を訪ねているのを見かけたことがある(しかしそのときは留守だった) ので、目はつけられているんだと思う。複数人が通報すると状況がより正確に伝わることもあるかもしれないと思い立ったのだった。

通告に使用する番号は 189。朝の8:50に電話してみた。

www.mhlw.go.jp

するとまずは窓口に繋がり(すぐに繋がった)、かんたんに状況を説明。電話越しにも話しやすい空気づくりをしよう、という意思が伝わってくる感じであった。状況説明するとそれは虐待の可能性がありますね、ということになり郵便番号を教えて下さい、と言われたのでお伝えした。郵便番号から最寄りの児童相談所に通話を転送する仕組みだ。

自分の住んでいる区の児童相談所に繋がり、そこで詳細に説明。分かる範囲でそのご家庭の家族構成といったことも伝えていく。 住所はわかりますか?と聞かれたがご近所の住所は正確にはわからない。ただ自分の住所を伝えることは抵抗なかったので、氏名と住所と(もし折返しが必要なときのための)電話番号を伝えた。

ちなみにこれらの個人情報はすべて「差し支えなければ」と念押しで言われたので、伝えたくない場合は伝えなくてもよい(情報は多いほうが良いのは言うまでもない)。

まだ折り返し電話などはかかってきていないし、今後どうなるのかはわからないけれども、母子ともに健やかな方向に向かうことを願うばかり。

ietty、やばい

今住んでいるところが3月上旬に更新になるのを契機に引っ越しを考えていて、今日は不動産屋へ行ってみた。

ただまだ新年の休み中らしく、空いている不動産屋は5件に1件ほど。空いていた不動産屋に入って条件を伝え、合致していそうな物件を見繕っていただく。

この作業、よく考えると客の探している好みの担当への伝わり具合が重要になってくる。自分の場合はキッチン広めで風呂トイレ別、価格の上限は厳守であることが必須なので、その条件に合わないものが出てきたときは機械的に違いますね、と伝えないといけない。

この作業、無駄だなー自分で不動産DB検索させてくれよ、と思わずにはいられない。。

結局3~4件ほど見繕っていただくのに1時間ちょっと。来週内覧することになった。


とはいえもう2020年なんだからもっとスマートな方法あるだろ、と思ったら、iettyというアプリが神がかっていた。

ietty.me

(自分が使っているのはiPhone版)

条件を設定するとAIが目的の物件を不動産データベースから引っ張ってきてくれる。ただ引っ張ってくれるだけではなく、ある程度ファジーに検索してくれて、近いものも引っ張ってくる(〜から少し条件を拡張して提案しました、と表示される)

興味ないものは興味ないボタンを押すと検索精度が上がるようだ。しかも契約までノンストップで完結するらしい。

範囲は首都圏だけのようだけど、これが広まったらチェーン店の不動産屋は無くてもよく、自分で物件を抱えているような地域密着型の不動産屋くらいしか生き残れないんじゃなかろか。

不動産探しはムダが多いと常々感じてはいたけれども、時代は着実に進歩している。来週は内覧ついでに地域密着型の不動産屋さんに行くのと、スキマ時間でiettyで見繕えばいいかな、という感じ。いい時代になったもんだ。

2020年初詣

新春3日目にして初詣へ行った。

昨年と同様に六本木にほど近い愛宕神社へ行った。ここは出世の階段というありがたい階段があるのと、都内にしてはあまり人が多くないこともあって初詣のお気に入り神社なのだ。

おみくじも引いたら中吉であった。あまり良いこと書いてない…おみくじはエンタテインメント。毎年思うけれども自分の足で切り拓いていける一年にしたい。

その後はミッドタウンへ行き平田牧場でトンカツを食べた。今年に克つ!と験を担いだわけではないが、おいしいトンカツだった。

なぜミッドタウンかというと新宿、品川、池袋などの大都市へ行くよりも人が多くなくて快適だから。

今年一年、がんばりますかー。


午後は少しフォーマル気味なチェスターコートが欲しくて初売りをいろいろ探した。コートはダッフルコートやダウンのようなものしか持っていなくて、それらも好きなんだけれどもきちんとしたコートがもう一着欲しくなったのだった。

結局いろいろ売り場をみて考えるのがめんどくさくなってしまい、メルカリで購入してしまった…メルカリ便利すぎて服選びが苦手な自分の救世主である。。。